【韓流徒然日記】華やかさの裏に隠された闇…韓国芸能界における売春あっせんの実態とは…

売春イメージ

ガールズグループ、TAHITIのジスが今年1月、自身のSNSに売春を提案するダイレクトメッセージが送られてきたことを暴露し、「何回もこのような(売春提案の)メッセージを送ってこられていますが、やめてください。不快です」と怒りを爆発させた騒動があった。彼女のようにきっぱりと売春の提案を拒否したアーティストがいる一方で、実際に受け入れてしまったアーティストがいることもおり、そうした悪しき現実の一端が昨日、明るみになった。

女性歌手Aが売春をあっせんされ、米国に遠征して多額の現金を受け取っていたというニュース。警察は歌手の実名は発表していなかったが、第一報で「名前を聞けば誰でもわかる芸能人」と報じられたことをきっかけに、メディアによる”犯人探し”がスタート。あるメディアが、前所属事務所のホームページにモザイクをかけて報じたが、簡単にバレてしまい、女性歌手が特定されることに。その後、29歳の女性歌手、2010年にデビュー、グラマラスなボディーで人気、3月1日に所属事務所を離れる…など次々に情報が出てきてしまい、まさに「誰でもわかる」結果となってしまった。

これを受けてある韓国メディアは、「彼女が自身のInstagramで過去にアップした米国でのビキニ姿の写真が話題になっている」という記事を掲載し、売春についてはまったく触れていないものの、最後にわざわざ彼女が1987年生まれで、2010年にデビューした、という”ヒント”を記している。別のメディアも2週間前にInstagramにアップされた写真を使って、「●●がInstagramで近況を伝えた」と、なぜ今報じるのか一見すると意味不明な記事をわざわざアップするなど、彼女に視線が向かうよう仕向けるかのように思える記事を次々に掲載している。

韓国メディアが指す人物が、売春事件の当事者だとすれば、かなり衝撃的だ。ヒット曲も多く、わたしも彼女の声質は好きで、かつては好きなアーティストを聞かれ、彼女の名前を挙げることもあったほどだ。ある意味、売れているアーティストだと思ったし、大手芸能事務所に所属しており、つい最近もバラエティー番組に出ているのを見ただけに、経済的に困窮しているとは思わなかった。

ただ、こういった売春あっせん事件は決して特殊なわけではない。現在も裁判が続いている女優ソン・ヒョナの事件もそうだが、私自身、韓国エンタメに長年携わっていると、こういった話を見聞きしたことは、しばしばある。最近でも私が知っている弱小芸能事務所の代表が、所属の女優のスポンサー探しに奔走している姿を見てしまった。その女優とは私も一緒に食事をしたこともあり、2年前までは確かにケーブルチャンネルの連ドラの主人公クラスで出演していた。ただ、その後はほとんど活動がなく、金銭的に困った代表が、月に何百万ウォンかで彼女のスポンサーを探しており、代表とは共通の知人である私の友達を通じ、その友達に持ち掛けたりもしていたのだ。また日本に住んでいる韓国エンタメ業界の友人(韓国人)のもとにも、かつて女優のプロフィールとともに「日本でスポンサーを探してほしい」との依頼が来たことを教えてもらい、そのプロフィールを見せてもらったこともあった。

金銭的に困窮して売春する女性芸能人がいる一方、2009年には所属事務所から性接待を強要されて自殺した女優、チャン・ジャヨンさんの事件のようなケースもあった。2012年には、芸能事務所代表が10代を含む歌手志望生に性的暴行を加えて逮捕された事件も起こった。いずれも、華やかに見える芸能界の裏に隠されている闇の部分だが、表に見えていないだけで、数えきれないほどある。もちろん、こういったことは根絶されなければならないが、そう簡単にはいかないのも現実なのである。

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