【インタビュー】ハ・ジウォン「30代の女性が自分の仕事や恋愛に向き合う姿をお見せしたい」

ハ・ジウォン

「奇皇后-ふたつの愛、涙の誓い-」や「シークレット・ガーデン」などで日本でも高い人気を集める女優ハ・ジウォン(38)。強くてカッコいい女性を多く演じてきた彼女が、等身大の30代の働くヒロインに挑んだ最新作「君を愛した時間~ワタシとカレの恋愛白書」のDVDが好評リリース中だ。リリースを記念して、ハ・ジウォンにインタビューを敢行。役作りや、共演者とのエピソードや、撮影時の苦労話をたっぷり語ってもらった。

身近にいるキャラクターを楽しく

--このドラマへの出演を決めたポイントは?
「台本を読む前に、原作となった台湾ドラマ『イタズラな恋愛白書』を観て、とてもおもしろいなと思ったんです。今まで演じてきたファンタジーや時代劇とは違う、身近にいるキャラクターで、そういったキャラクターを楽しく演じてみたいと思って、出演を決めました」

--役作りで気を使ったことは?
「まず、私は女優なので会社に勤めたことがないんです。なので、会社で仕事をする女性たちの悩みや恋愛について、友達や知り合いに話を聞いて、研究しました。特に、ハナの仕事中のファッションにはとても気を使いましたね。ハナの場合、仕事柄、職場では高いヒールのような履きにくい靴が多いので、通勤中は服はかちっとしていても靴はスニーカーにしたり、タブレットやノートPCを収納しやすいバッグを持ち歩いたりして、働く女性が共感しやすいスタイルをいつも考えていました。それと、私は今まで強い女性の役柄を演じることが多かったので、それよりも力を抜いて、普段の私自身の明るいところを表現しようと努力しました。視聴者の方がテレビを見ている自分自身と錯覚してしまうような、その年代の女性が抱える仕事や恋愛、家族の悩みやエピソードに共感できるような人物になるといいなと思いながら演じていましたね」

--ハナは普段のご自身に近いんですね?
「実は、今まで演じてきたキャラクターよりも、明るい性格や日常の過ごし方など、ハナは普段の自分に一番近いんです。部屋では、前髪を結んで楽な格好をしている姿とか(笑)。なので、演じながら、普段の自分自身を見せすぎているかな? と気になったくらい。視聴者の中には、ハ・ジウォンにこういう一面が? と不自然に感じる方もいらしたようですが、普段の私を知っている周囲の人からは、すごくハ・ジウォンらしいね、と言われました。そういう反応もおもしろかったですね。私にはこれが普通だけれど、視聴者の皆さんは強い女性のイメージが強いんだなと。時にはオ・ハナのような、気さくで身近な人物を演じるのも悪くないなと思いました」

--日常の姿以外にも、ハナに共感する部分はありましたか?
「オ・ハナも、家では平凡な姿ですが、自分の仕事については、とても大事に思っているし、プロフェッショナルですよね。そういうところが自分に通じますね。私自身も仕事に集中すると、他の事を全部忘れてしまうほど没頭するタイプなんです。ハナもそういうところがあるので、似ているなと思いますね」

--幼なじみで親友のウォン、元彼のソフ、年下のソンジェと3人の素敵な男性が出てきますが、ご自身が恋愛するなら誰?
「私はドキドキする感じが好きなので、チャ・ソフのようなアーティスティックな男性もいいなぁと思いますし、ソンジェのように靴を履き替えさせてくれたりするような、年上の女性をドキドキさせてくれる男性も素敵ですね。でも、結婚するならチェ・ウォンのような男性がいいかなと思います(笑)。何でもしてくれますよね。ご飯を食べさせてくれて、口元も拭いてくれて。何も言わなくてもお水も飲ませてくれて(笑)」

--男性キャラクターの行動で、ときめいたシーンは?
「周りの人たちもよく話していたのですが、年下のソンジェとデートする時ですね。足が痛くなるヒールを、楽な靴に履き替えさせてくれたり、そういう配慮にドキドキした、というところでした。それと、ジャージャー麺を食べさせてくれる場面もときめきました(笑)。なんだか自分が子供になったようで、相手に守られている感じがしたんです。そのシーンを撮影する時、周囲にいた全ての男性スタッフが、『そんな男性いないよ』と言っていましたが(笑)」

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